今回は、一般的にホームページ制作後に発生する大切な「保守管理費」についてお話していこうと思います。
多くの方は、
「なぜホームページを制作した後に毎月お金を払わないといけないの?」
「結局保守管理って何をしてくれているの?」
「まさか、騙されてお金を払ってる?」と考えているのではないのでしょうか。
確かに、お客様の視点に立つと、保守管理費はなぜ必要なのか、
保守管理は何を行っているのかは分かりにくいものだと思います。
完成したホームページにお金を払うことに用心してしまうこともありますが、
保守管理費は完全にお客様の目には見えないところで次のような大切な事をしている費用なのです。
保守管理費の一例として
1)情報が格納されているデータベースのバックアップ(ブログの記事や画像などが保存されている)
2)プログラムの更新、(ITの技術は日々目まぐるしいほどの進歩を遂げています、古くなってしまうとその弱点からサイトを攻撃されてしまうため定期的にプログラムの更新を行います)
3)軽いSEO対策などを行っています。(月ごとに変更を重ねていくことでより精度の高いSEO対策になります)
もし、データベースのバックアップを取っていないと、データが破損したり、サーバーに不具合が出た場合に
サイトが復元することができないことが起きてしまい、1からホームページを制作することにもなり兼ねませんまた、復元が出来たとしてもホームページ制作費用よりも高い費用を請求される可能性があります。
最悪の場合、お客様にとって保守管理費よりも高い金額が必要になってしまうのです。
そのようなことが起きないように、また起きる確率を下げるためにも、
日々バックアップを取り、サイトの復元が可能になるように作業しております。
更に、ホームページには様々な機能を実現するために
プログラムが書かれていますが、そのプログラムを常に更新して、バージョンをあげています。
もし、プログラムを更新せずに放置していると、正常にプログラムが機能しなくなることや脆弱性(バグ)を突かれ、サイトを乗っとられる可能性が大いにあります。
ニュースでも度々目にすることですが、
世界中いる何十万人ものハッカーが、無作為にサイト等を乗っ取るために、(当然すべてのサイトが対象です)
常に新しい攻撃方法を作り出しているため、
ホームページを作った段階ではプログラムに脆弱性がなくても、
半年後には脆弱性が発見され、攻撃対象になり得るからです。
これはITの宿命なので、常に新しい攻撃方法が出来たらそれを阻止するために、プログラムを更新して、攻撃されないようにする努力することが必要になります。
このような大切な業務を行うために「保守管理費」を頂いて、ホームページ作成会社は日々努力しています。
このような大切な業務を目に見えないところで行っている為「保守管理費」はよく有事の際に役に立つ保険に例えられ、「ホームページの保険」と呼ばれています。