今回は、前回の記事『HPに動画を入れたほうがいいの? 動画導入のメリットとデメリット』
の続きの記事です。まだ前回の記事をお読みでない方は、下記リンクからお読みください。
前回の記事では、HPに動画を埋め込むメリットやデメリットについて書いていきましたが、今回は実際にHPに動画を埋め込む際、どのような方法で動画を埋め込んだら良いのかについて紹介し、どの方法がよりオススメなのかを書いていきます。
現在、HPに動画を埋め込む方法は主に2つあります。
1.埋め込みたい動画をHPのサーバーに入れて埋め込む方法
2.他社サービスを利用して動画を外部から埋め込む方法
以上が現在の殆どのHPで企業が実際に利用しているHP内に動画を埋め込む方法となっています。
- 埋め込みたい動画をHPのサーバーに入れて埋め込む方法
用意した動画をFTPツールやCMSのサービスを利用して、HPのサーバーに直接動画のデータを入れてそこからHPに動画を埋め込む方法です。
分かりづらいかと思いますが、実際この方法は難易度も高く、サーバーが高性能のものでない場合は動画を再生することすらできず、全体のHPの読み込み速度も下がってしまうためおすすめできません。
この方法が向いている企業の特徴
・全て自社で完結させたい
・サーバーのスペックがかなり高い
・ITの知識がある
2.他社サービスを利用して動画を外部から埋め込む方法
1.と違いYouTubeやvimeoなど、自社サーバーではなく他社の動画配信サービスから自社HPに紐づけて動画をHPに※iframe方式で埋め込む方法です。
この方法だと自社サーバーへの負担が殆どかからないためHPの低速化などの懸念は殆ど無くなります。
特にYouTubeはSEOを決めているGoogleの子会社なので今後SEOに深く関係してくる可能性が高いため、動画を埋め込む際は積極的にYouTubeを利用することをおすすめします。
しかしYouTubeのテーマカラーが赤なため、埋め込んだ動画にも一部赤色が出てくることもあり、サイトのイメージと合わない場合は青のVimeoで埋め込むということもデザイン的にはありだと思います。
どちらも無料で利用でき、少し勉強すれば誰でも埋め込めるようになるためおすすめです。
(一部有料コンテンツもあり)
※ Inline Frameの略で、src属性で指定したリンク先ページの内容をインラインフレーム表示できるHTMLタグの一つです。自分のHPの中に別のHPが表示される窓を設置する技術のことです。Googleマップをサイトに埋め込む際も同じ技術が利用されています。
この方法が向いている企業の特徴
・コスト(技術・費用・時間)を掛けずに動画をHPに埋め込みたい
・誰でも動画が埋め込めるようにしたい
この方法の場合、サービスが終了した際のことも考えておく必要があります。